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区分所有者・管理規約ってなに?

2021.07.17

分譲マンションにお住まいの方はある程度ご存知かと思いますが、実は詳しくは知らない区分所有者・管理規約についてのお話です。

 

●区分所有法とは

マンションは複数の人が同じ建物内で生活をする為、トラブルを未然に防止するためのルールとして「区分所有法」という法律があります。

正式には「建物の区分所有等に関する法律」と言い、主に一棟の建物を区分して、所有権の対象とする各部分ごとの所有関係を定めるとともに、建物およびその敷地等の共同管理について定めた法律です。

 

●区分所有者とは

一棟のマンションを区分して一住戸ずつを所有するという事で、この一住戸を所有している人のことを「区分所有者」といいます。

複数の所有者がいる区分所有建物では、その運営や管理を行うために所有者による組合を構成する必要があります。
これを「管理組合」といい、区分所有者全員が参加しなければなりません。

 

●専有部分と共用部分

区分所有の建物は、区分所有者の所有の対象となる部分の「専有部分」、エントランスやエレベーター、共用廊下等の「共用部分」に分けられます。

 

●管理規約とは

管理組合は、個々のマンションの実状に応じたルールを定めることが出来ます。このルールブックが「管理規約」です。

管理規約では、共用部分の範囲、使用方法、理事会の権限や義務など管理組合運営に必要なことが決められており、マンションごとの憲法の様なものです。

また、管理規約の内容をより詳細に、日常生活上の注意事項や専有部分・共用部分等の使用に関する規則を中心に定めている「使用細則」と言うものもあります。

 

リフォーム工事を行う際には、リフォームをしても良い専有部分の範囲や、工事の手続き方法を「管理規約」と「使用細則」で確認する必要があります。

 

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